結婚と人生。

銀座に戻ったり、家族の関係が変化するなどいろいろなことが起こったこの3ヶ月。
その少し前くらいから、わたしの中で「結婚」や「人生」に対する考え方、見方が変わってきた。

クリエイターさんは結婚経験者で、今は熱烈に子どもを欲する人。ご両親の結婚生活はとても円満で、結婚に対する見方も明るい。
わたしは結婚非経験者で、子どもは欲しくない人間。両親の結婚生活は、それはとても円満ではなく、結婚に対する見方はとても暗かった。

クリエイターさんとの関係が変わってきて、今彼は「一緒に住みたい」「子どもが欲しい」と言ってくれているのだが、「いやです」「いりません」という態度だったわたし。
それにも負けず明るい言葉のシャワーを浴びせ続ける彼に、どうしてそういう発想になるのかを節目節目で説明してもらったところ、何となく結婚や出産に対する考え方が明るくなってきた。

うまくいっていない両親の結婚生活を見てきたせいか、わたしは結婚に対して
「ものすごく好き同士が1番気持ちが高ぶっている時にするもの」で、「happily ever after」なものと見ている一面がある。それなのに、いざ自分のこととなると真っ先に別れることを想像してしまう。こわさゆえ、かもしれないけれど。
乙女な見方と相反するおそれの視点。今まではおそれの視点が結婚に対しては強かったのだけれど、じゃあ自分がすんごく好きな人と結婚して、その人を一生涯ずうっと愛し続けられたらいいね、と思うようになった。それでもこわいものはこわいのだけれど。
未経験で「こわいこわい」と逃げるよりも、相手がいるのだから一緒に手を取り合ってこわいものに立ち向かってもいいのかもしれない。万が一失敗しそうになっても2人で解決すればいい。もし失敗しても、相手のことをきちんと思いやっていれば素敵な思い出になるのだし。


この考え方の変化と平行して、人生についてはお店で化粧室などに立った時、ぼうっと考えていた。今日おねえさんとアフター帰りのタクシーの中でいろいろ話し
「目標があるなら期間を決めて、それまでと思って働くほうがいい。だから凛ちゃんが今思っている通りでいいと思う」と言われた。
おねえさんも言っていたが、1回でも水商売で働いたことのある女の子だったら、お金に困ったりいろいろな事情ができてしまった時「戻ればいいか」と考えると思う。でもそうやって、副業だった銀座が本業になってしまった女の子をわたしもたくさん知っているし、今現にお店にも、いる。
それは決して悪いことではないのだけれど、強い目標があるならばやはりそちらに集中しないと流されてしまいやすいのが水商売なのだ。

わたしも「試験に落ちちゃったらまた銀座に戻ってお金を貯めよう」とこっそり考えていた。
同居の彼やクリエイターさんは今でも銀座に対していい顔をまったくしていないけれど、わたしの人生だし、と思っていた。
しかし、女30歳。何ができる訳でもなく、特殊技能がある訳でもなく、中途半端にいろんな知識だけがある1番だめなタイプ。この辺できちんと人生を考えたり、やり遂げたいことはなんだったのか思い出さねば、と思う。
ヘリコプターの免許も取りたいし、またアメリカの大学も行きたい。動物の心理学も勉強したいし、砂漠や南極にも行ってみたい。
いろんなことをやってみたいし知りたいのだけれど、何を1番先にしたらいいのかわからなくなってしまった。

あと少しでまた銀座を上がるのですが、そうしたら1人でどこかへ行って考えたいな。
銀座にまた戻るという選択肢は、お客さんやおねえさんのアドバイス通り、なしにしたい。
今まで心のどこかにあった、最後の手段「銀座」。もうそのカードは使わず、余分なものがない自分自身の能力で勝負できたらいいな、と思う。
そうなるべく努力する年が、今年なのかもしれない。やっと。
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by rinkomatsu | 2009-01-10 03:50 | 日々の生活。
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