連続更新その2。 候補物件と彼の交渉術。
今日の音。「New Radicals」 “You get what you give”

学生の1年が始まったが、早々に引き上げおうちを見てきた。
表参道の1軒屋、稀少物件である。

築かなり経っているが、ウッドデッキに新しいキッチン、(デンマークハウスには負けるけど)結構広めのリビングに2つ洗面器が付いた洗面所に追い炊き可能なお風呂(外人物件には珍しいのだ!)に天袋。
気に入ってしまった。
が、元の住人の友達が「是非引っ越したい」と希望しているらしく、今日の朝友達を見送るついでに見に来て「住みたい」と言っているそうな。
担当者のTさんはわたしの彼に今日見せられないのが「残念です」と悔しそうにしていた。(交渉力と優先権が下がるため)
今時珍しいくらい爽やかで面白い人なTさん。若くして宅建持ってるのだ。
O不動産の話しをしたら「うちでも外国部という部署で取引あると思います。個人的にも何故か興味があるので、調べてお知らせします!」と爽やかに言ってくれた。ありがとふ。

玄関にはきんもくせいが植えてあり、バーベキューも出来るウッドデッキ。
ドラミは土も木も階段も知らないので、いいなあ、と思っているのだが、財布のひもを握る彼は以前の会社が撤退し、1年半のんびりしてから今の会社で働き始めて1年も経っていない。
彼の上司の上司はもう社長なので、社長の許可がないとボーナスの数字は確定しないそうだ。ので、ちょっと先。

南青山から神宮前になるけれど、ちょっと税金も安くなるしいいなあ、と思いつつおうちへ歩くとDonna Karanにわたしの担当のおねえさんが。
「寒いから入っていって!」
と言われ立ち話。「本当に“表参道”なところから引っ越しちゃうなんて、もったいない! でもやっぱりこの近辺なのね。でも今のところ、便利よね」と言われたが、騒音問題のことなど話すと「そうかー、わたしなんて10年も引っ越してないですよ」と。そろそろ引っ越そうかと思っているらしい。

すっかりあったまり、某財閥系不動産と彼の会社で話し合いをするのに遅れそうになりながらも間に合う。

彼の会社の眺めの良い会議室で話し合う3人。会話はちゃんと録音済み。
向こうは自分達のミスを認め、「家賃の数パーセントを負担したい」旨を言っていたが言葉遣いがおかしい。「うん、うん」「なるほどね」。お前はクリス智子か! お客様に「うん」と「なるほどね」はないだろう。それに自分達も「ご迷惑をこうむった」と敬語。
へなちょこ銀行員みたいな眼鏡と痩せ型のその人。
彼じゃみんなを説得するの、無理かも。
某財閥系不動産は、トラブルが起こるとすぐ担当者が代わる。それはI弁護士も、先輩も言っていた。また担当代わりそう。
彼は施工会社にも、工事のことを告げなかったオーナーにも怒っているらしい。
21日までにオーナー、施工会社、彼らと話し合いをして結果を報告してくれるそうな。
オーナーは下で遭遇すると「うるさくてすみませんねえ。Sさん(彼の名前)にはホテルに泊まってもらおうかって言ってるんですよ」と言っていたが、何にもなし。
だからあそこの店ごはん不味いんだなあ、としみじみ思った。
気が付かない人は何をやっても駄目だ。口だけの人も。そんな人に美味しいものは作れない。
何代続いてようが、全国展開してようが、不味いものは不味いのだ。誰1人「美味しい」と言わないあそこ。「あんなもんだよ」と許されているあそこ。そして忙しいからってあんなもので済ませちゃっていたわたしも自己嫌悪。

あれから1度もオーナーのお店には行っていない。
オーナーはこれから渋谷にビルを建てるんだそうだ。へえ。
その分きっちり落とし前つけてもらおうと思っている。
工事記録と音の証拠、そして今回の会話。一応武器は揃っているのだ。

今日物件を見せてくれた担当のTさんに「これから今の家の会社と話し合いで、内容を録音する」と言ったら「こ・こわいっすね」と言われてしまった。
う。でも、自分の日常が蹂躙されたら怒りませんか?
ちょっと悲しくなったが、間違っているものには立ち向かうのだわたしは。
某財閥系不動産は間違いを認めないと思ったのだが、一応認めたのでびっくり。
あとはこれからの交渉次第。
初めて見た彼の交渉術に脱帽してしまった。
証券会社に10年もいて、恐れられている理由がわかった気がする。
帰りにコーヒーをおごってもらったのだが、飲みながら彼にそれを告げると
「そうかなあ」とのんびり。
わたしの友達は会うとみんな「怖そう」「厳しそう」「頭良さそうで怖い」と彼を恐れる。
「確かに今あなたの顔怖いね」
「だって交渉だもん。不機嫌になっちゃうよ、あんなにうるさい音だったんだし。思い出した」
と彼。「これくらいの音だったんですよね」とテーブルを思いっきり3回殴ったのには担当者が飛び上がってびっくりし、わたしの顔を見ていたが、「彼ならそこまでやるだろう」と思っていたのでわたしは平然としていた。ちょっとなめた態度だった担当者はそれからいきなりしゃんとした。げんきんだ。
(注 乱暴などをして脅迫的に交渉するという意味ではありません)

わたしは今まで感情的になってしまう方だったのだが、チェスの駒を進めるように交渉する人が周りに多くなり、少しずつ苦情の言い方などがちゃんとしてきた気がする。

今日も『バッチフラワーレメディ』服用。
おかげで交渉中冷静でした。
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by rinkomatsu | 2005-01-06 18:23 | 日々の生活。
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