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無事抜糸終了。が。

冷たい雨の中、タクシーを呼び動物病院へ。
ドラミはキャリーケースに入れられるとろくなことがないのをもう知っていて、入る時大抵抗。
が、タクシーに乗ると大抵おとなしくなる。

ドラミの担当の先生は院長先生なので、先生が抜糸してくれると思いきや、先生がドラミを抱いて、違う先生が抜糸。ドラミは非常に嫌がったのだが安全に済み。
抗生剤を注射して、また舐めないように服を。明日には脱がしてよいそう。

問題のコロナウィルスだけれど、発情のストレスがなくなることを考えるとちょっと値が下がることが期待できる。

抜糸の時に、おなかの傷にちょっと赤いところがあって気にしていたのだが、歩いたり動いたりするとやはり傷が部分部分ちょっと広がってしまったりするので、そのせいらしい。
きちんとくっつくので大丈夫、と言われる。

帰りのタクシーの中で彼はNew Yorkでかかっていた獣医さんの手術方法を教えてくれた。
「縫う時、傷はまっすぐでしょ? そこに1本の糸だけで縫っていくんだよ。そうすると、糸を抜く時にぱちっと一箇所切ればすぐするっと糸抜けるでしょ?」
つまり、縦長の傷に対し、一本の糸で左右じぐざぐに縫う、ということである。(わかりづらいかな)編み上げブーツを想像していただければ。
「でも、それってすごく難しいんだって」
わたしがドラミを連れて行っている病院は、6針くらい縫っていた。1針縫うごとに糸を切っていたため、抜糸も大変だし傷もNew Yorkの獣医さん方式に比べると綺麗につかないらしい。
が、わたしはおなかを半分以上切ってものすごい傷にされた子のことや、避妊手術の仕方をしらないくせに手術をして殺してしまったケースから鑑みれば(ちょっと極端なケースだけど)上手にやってもらったのでは、と思っている。
ドラミの卵巣を見たが、綺麗に取ってもらっていたし。

ドラミには悪いけれど、走り回るのは明日にしてもらって、今日もゆっくりわたしのふわふわ布団でゆっくり休んでもらおうと思っている。
ドラミには「明日で取れるよ」と散々言っていたのに、抜糸の後また服を着せられたのでびっくりしていた。ごめんね。明日まで我慢してね。

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1月17日、補足。

今、アメリカでは抜糸しないそう。溶ける糸を使うので、抜糸する必要がないそうです。
しかも糸は自然のもので作られているので(多分たんぱく質とか?)身体への影響もないという、優れもの。日本も早くそうなってくれると良いのだけど。
by rinkomatsu | 2005-01-15 18:33 | 猫。
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