そういう解決法を望んでいるのではない。
今日の音。「The Pretenders」 “Don't Get Me Wrong”

家事。
女性が得意だと思われているもの。

家事。
あまり得意でない女性も、一般的な男性に比べると上手なもの。


わたくしは家事が得意なほうです。
玉結びは未だに出来ませんが、お裁縫も掃除も食器を洗うのも料理も洗濯も得意です。

しかし今、足の指が折れている状況での掃除機かけやお風呂掃除はかなりつらいのであります。仕事も今しておらず、学校へも行ってない状況で、彼は「いつも何してるの?」と不思議そうですが、ドラミと遊んだり本を読んだりblogをupしたりDVD見たりPCいじったりしてると、結構忙しいのです。

以前学校へも行き、ライターもしていた頃家は荒れ放題で、原稿や資料が散らばり、大変な状態でした。その時から「housekeeper雇おうよ」と言われていたのだが、家事が出来ない女だと思われたら嫌だ、とか、知らない人に家の中を触られるの嫌だ、と思い、拒否していた。

彼の友人たちで証券会社勤務やヘッジファンド勤務の人は、ほとんどhousekeeperを雇っている。忙しく、家事まで彼らはしていられないからだ。
女の人も、「せっかくの休日を家事でつぶしたくない」と雇っている。
彼も今まで雇おう雇おうと思っていたらしいのだが、ずっと雇っていなかった。

わたしの彼は、日本の洗濯機の使い方を知らず、ごみは勝手に流れていくと思っていたので、洗濯機内のごみがたまるところのごみを何年も取っておらず、洗濯しても洗濯しても服が綺麗にならないので不思議に思ったわたしが調べたところ、ごみがたまるところはかびが生え、小銭も結構入っていた。
(補足 アメリカの洗濯機は、ごみが勝手に流れてくれる。そしてごみも分別しなくてもok。瓶は返すとお金が戻ってくるシステムがあるが、ほぼ分別しなくても大丈夫。だから京都議定書サインしなかったんだなあ、と実感)
また、電子レンジの使い方を知らず、解凍用のプラスティックのケーキクーラーみたいなのを入れたままスイッチをonにし、溶かしてしまったり。家事おんちなのである。

そんな彼は、3ヶ月に1回くらい、ダスキンの『メリーメイド』に来てもらって部屋を大掃除してもらっていたような人である。
家事の大変さも、どうやったら効率よく綺麗になるかも知らない。

「汚くなったら掃除する」が口癖だが、彼の「汚い」レベルとわたしの「汚い」レベルは非常に差があり、わたしが我慢出来ず掃除することになる。
「僕がやるよ」なんて言われて本気にしたら、お風呂を2ヶ月も洗わなかったりしたこともあり。

「あなたは家が汚くてもいいのか。何故片付けないのだ」
「だからhousekeeperを…」
家事のことで、同じ喧嘩が数ヶ月に1度起きる。その度彼は「だから雇おうって言ったのに」と言う。

わたしは足が治り次第本の企画に取り掛かるので忙しくなる。
新しい家に越したらhousekeeperに来てもらうことで彼と合意しているが、彼の
“家事が大変→僕は家事が出来ないししたくない。彼女も大変みたいだ。→じゃあhousekeeper雇おう”
という解決方法は嫌いだ。
根本的な解決方法になっていない。
家事がどれくらい大変か、それを女の人はさらっとこなし、自分のことや仕事までしているのだ。それを理解して欲しい。
housekeeperに来てもらいたいから怒っているのではなくて、あなたが家でごろごろしたり本を読んだりゲームしてる間にわたしがしてることは結構大変なことなんだよ。それを当たり前と思わないで欲しいの。自分もやってみてよ! と言いたくて怒っているのである。
彼は「いつもありがとうって言ってるじゃん!」と言うが、ありがとうと言えばいいってもんじゃない。ちゃんと理解して欲しいのだ。
housekeeperに来てもらうことで解決しようとするのは逃げだと思う。

しかし彼も努力していないわけではない。
今までリーデルやバカラのグラスしか洗ったことのないおぼっちゃんは、普通の食器の洗い方をわたしから学ぼうとしていた。しかし、わたしがやったほうが早くて綺麗なのでもう洗い物をすることはない。見ていて嫌になってしまうので、わたしがやってしまうのだ。
そして彼がわたしくらいのレベルになるには、かなりの年月が必要である。

タオルはいつでも洗い立てでふかふか、食器もぴかぴかで家も綺麗なんて、誰かの努力がない限りありえないのだ。それを理解して欲しい。
housekeeperが来たって、それがわからなければ意味がない。

彼は新しい家に越し、housekeeperに来てもらうようになったら掃除、食器洗い、そして下着の洗濯までしてもらうのだそうだ。
わたしは洗濯自分でするよ…。食器も極力自分で洗うし、多分食器洗い機ついてるし。
お風呂の掃除と掃除機メインでやって欲しいのだ。
「お金払うんだからいいじゃん。それが仕事なんだよ」と言われても、下着を洗ってもらって箪笥やクローゼットにしまってもらうのは恥ずかしい。自分の入れ方もあるし。
男の人はいいかもしれないけど、わたしは嫌だ。

今日も彼とそのことで口論に。(一方的にわたしが怒ってるだけだけど)
もう何年もそのことについて話しているのだけど、彼は未だに家事について表面的な理解しかしていない。
男の人は家事が不得意だというが、わたしの父は料理も洗濯も掃除もぱきぱきやる人である。彼みたいにほとんど何にもしない人、わたしには信じられない。
housekeeperに今来てもらっても、引越しの準備(家はまだ決まってないけど)のためにダンボールがうじゃうじゃある中、わたしは嫌だしhousekeeperさんもやりにくいと思う。
引っ越すまで、家事をするのはわたしだ。
彼は確かに仕事をしてお金を稼いでいるかもしれないけれど、わたしも前は働きつつ家事してたよ。男の人に出来ない訳ではない。
家事がどんなに大変か、それを毎日してるのってすごいことなんだぞ。
それをちゃんと理解して欲しいのだが、無理だろうか。
その前に引っ越して、housekeeperが来てくれて、「家いつも綺麗だなあ」と思うようになってしまうような気がする。
その綺麗さの影には、誰かの努力があるんだってば。

「頼んでないもん」が秘密兵器の彼。
頼んでないから家事しなくてもいいって問題なのか!
汚い服で会社に行って欲しくないし、汚い部屋で生活したくない。
結局女の子のほうが綺麗好きで、男の人のずぼらさに耐えられなくなるのが家事をしてしまう敗因かもしれない。
彼らの限界に達していないから、あまり重きを置かれないのかも。
解決には、長い時間が必要な問題なのかもしれない。
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by rinkomatsu | 2005-01-25 18:42 | 日々の生活。
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