清水湯。
今日の本。「Arthur Golden」 “Memoirs of a Geisha 邦題 さゆり”

わたしが住む街というのは、何故か必ず銭湯がある。
表参道にも、清水湯という銭湯があるのである。
紀伊国屋仮店舗の横にある清水湯、ずっと気になっていたのであるが今日初湯浴みに。
わたしの家系はばりばりの江戸っ子で、「粋だ」ととある歌舞伎役者からも言われ慕われていたおばあちゃんは毎日銭湯に行っていた。
小さい頃わたしもよくお供で付いて行っていたので、銭湯大好きである。

清水湯はちょっと小さめの銭湯。
ジェットバスと普通のお風呂に下からぽこぽこ泡が出てくるお風呂があり、シャワーブースもある。(お湯と水が別のノズルから出るのでかなり温度調節が難しい)
実は双眼鏡で男湯をうちから覗けたりしちゃうのだが、女湯の窓はかたく閉ざされていた。
(注 たまたま双眼鏡でスパイごっこをしてたら発見)

大きいお風呂に浸かるのは、やはり贅沢だと思う。
たくさんの物件を見ながら、彼とわたしのチェックポイントはかなり違い、お互い文化の違いを実感した。わたしは「ガス4個」(キッチンのガス。個、と言うのだろうか。今の家は2個しかない)「お風呂追い炊き」であるが、彼は「収納」(彼はおもちゃマニアで、4畳半の部屋めいっぱい詰め込んでも入りきらないほどおもちゃを持っている)と「大通りからどれくらい近いか」(タクシー通勤のため)。
「何でそんなに追いなんとかが必要なの? 同じお湯に浸かるの汚いじゃん」
と言う彼。彼はあまりお風呂に入らない。New Yorkの実家に追い炊きが出来るお風呂があるはずもなく、彼はその贅沢さを知らないのだ。もったいない。

高い天井に舞う湯気、おばあちゃん同士の会話を聞きながら、つい長風呂。
昔は入浴料安かったのに、今は400円である。
昔懐かしい脱衣かごや、ガラスケースに入ったタオル、かぽっとかぶってお金を入れるドライヤーにびんの牛乳、ポカリスエット。
とても懐かしくて、ぼうっとしてしまった。
若い子はあまり来ないらしく、おばあちゃん達に「どこの子かしら」的視線で見られたが、通えばお話しできるようになるかも。銭湯の楽しさはそこにもある。

ぽかぽかのまま紀伊国屋で節分用のお豆と恵方巻きを買い、帰って来てうとうとしてしまった。まだ身体が温かい。やっぱり銭湯っていいなあ。

清水湯は入浴セットを販売しているそうで、手ぶらでもお風呂に入れるとのこと。(100円)
夏なんか、この辺でお仕事してお出かけの前にさっとひとっ風呂なんていいかもしれない。
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by rinkomatsu | 2005-02-03 21:11 | 素晴らしいもの。
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