引越し大詰め。
今日の本。「町田 康」 “猫にかまけて”

この家の管理会社との交渉は続いていて、I弁護士も「よくここまで行きましたね」と驚いていた。わたしが怒るとこわいのだ。
怒りって、人を動かす力で一番強いものではないかと思う。

物件も2つに絞れた。
1つはまだ人が住んでいて、日本人らしく見せてくれない。(海外では、人に家を貸す時すぐ見せてくれるのだが、日本人は見せたがらない)
2つめは今とほぼ場所が変わらないのだが、バルコニーがなくちょっと開放感にかけるのとお風呂が追い炊きではない。

1つ目は友達のエージェントが扱う物件なのだが、管理会社は今使っている不動産会社の子会社。そして2つ目は不動産会社が気を利かせてくれ、わたしたちに優先権が月曜日まである。1つ目の方を気に入っていたのだが、いろいろ調べて比べると、2つ目でも変わらない。

月曜日までに返事が欲しい、と不動産会社。
ので、日曜日にまた見に行くことに。


今まですぐ家なんて決まっていたのに、こんなに汚い世界だと思わなかった。
法人契約で、会社が良くないと断られたり、人種差別されたり、最初に申込書を出してもオーナーが気に入らなかったりすると2番手3番手にもチャンスが回ってきて、また気に入らない人は断られる。
エージェント同士もいろいろあるみたいで。
今わかったのだけど、昔彼が申込書も書き、会社のapprovalも一応おり、ほぼ住むことになっていた近所のマンション、さて、新築なので家賃を決めるという段になり、彼は「69万」と言ったのだが誰かが「70万」で奪ってしまった。それは宮沢りえとママ。
あれはオーナーとエージェントが彼よりも宮沢家を優先したためみたい。
汚いなあ。

家賃の交渉、冷蔵庫をつけてもらうのかとか、家賃に水道代を入れてもらったりするのかとか。また、いろいろな探り合いやエージェント同士の戦いをこの1ヶ月くらいの間見て来て、
「世間は汚い!」と認識した。
そんなことを今まで知らなかったなんて、わたしはいろいろなものに守られてきたんだなあ。
彼は「君って本当に何にも知らないんだね」と呆れていたが、実は旅行会社で新幹線や飛行機の切符が買えるのも知らなかったし、飛行機のチケットをどう買うのかも知らなかったわたしである。家なんて、見に行って気に入ったら申し込んですぐ住めるものだと思っていた。

「でも、この辺は競争率高いから、いろいろ駆け引きがあるのわかるなあ」
とご近所のバーテンダーさんは言っていた。良い物件に人が群がるのはわかるけど、こんなに大変なんて…。
しかし、不動産会社がわたしに「Sさんの会社は良い会社ですから、すぐ決まりますよ」と言ったのにはびっくりした。それって一種の差別では。
彼は今まで証券会社大手にしか属していなかったので、断られたりとかはないらしいけれど、今日不動産会社の人から聞いたら、わたしたちが決めかねている2つ目の物件、かなり申し込みがあるそうな。そして断られる人も多数。
有名人も安心して住める環境を維持してゆくため、オーナーはかなり厳しく審査するらしい。
有名人が住んでいようが関係ないのだが、わたしたちも某外人マンションの入居、いや見学すら断られたので「会社の財政が」とかなんとかで断られた人は煮え切らないだろうなあ、と思う。

家が決まったら、引越し業者の見積もりを取るのだが、5社くらい見積もりに来てもらったほうがいいそうだ。そこでもまた「どこの業者を呼んでいるのか」「向こうはいくらだ」とか、いろいろ探りあいがあるんだろうなあ。もう考えただけで疲れてしまう。

みんなこうやって引越しして生活しているんだろうか。
今までわたしの手続きやら何やかんやをやってくれた人たち、本当に大変なことをしてくれていたのね…。ありがとうございます。
引越しって、本当に大変。
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by rinkomatsu | 2005-02-04 18:18 | 日々の生活。
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