今日の音。「tahiti80」 “big day”
ただいま…。 ちょっと『The Oak Door Bar(オークドアバー)』で食べて帰ろうと思ったら、ご飯(チーズバーガー。旨し。東京で2番目に美味しいとわたしは思ふ)を食べ終わってからタイミングを計ったように外人のおじさま(おじさん、かも)と若い人グループに声をかけられ、彼らとお話しした後、仲良しバーテンダーが白ワインをおごってくれ、ごくごく飲んでいたら、今度は「僕の知り合いが君を知っているというんだ」という眼鏡の40代の外人。目が悪いわたし、見てもわからん。 「知ってるなら挨拶に来なさい」と言ったのだが来ないと言う。(その時点でおかしいんだけど、その言ってきた人がとある人に似ていて、今日丸の内で見かけたのでちょっと気になってしまった)ので、『Wine Spectator(ワインスペクテーター)』、シガリロなどを仲の良いバーテンダーに託し、そのテーブルへ。なかなか放してくれず、荷物を取りに行ったらわたしのシガリロが盗まれていた。 中には韓国でもらった名刺などが。 偉い人たちのばっか。 真っ青になり探してもらったのだが、ない。 バーテンダーも真っ青。こんな事態は初めてだそうだ。 幸い、わたしの特技は1度見た顔は忘れない。 わたしが「keepしといてね」と言った席の両側には、外人の女と男が座っていた。 ふと座席の下を見たら散らばる名刺。そしてそれは、右側へ散らばっていた。 「右側の人だね」 「そうですね」 右は男。そしてシガリロは1箱5000円の代物。置いていったわたしも悪いが、ホテルのバーで、信じられない。ずっと気にしていたのだが、わたしを呼んだテーブルのおっさんたちは気にせず。 そのテーブルで1人同い年の子がいて、随分わたしを気に入っていた。 その子も一緒に探してくれたのだが、「日本は誰も盗みをしないよ」。おい、お前。オーストラリア人だろ。隣に座ったのは外人だよ。しかも初めて見たってバーテンダー言ってるんだよ。 平和ぼけめ。 彼はわたしの手を放そうとせず、22時前には帰ってblogのupと復習、お風呂に入ってDVDだい、と思っていたわたしの計画を阻止。 しまいにpick up barである『Heart Land(ハートランド)』まで引っ張り出し(わたしはまだpick up barと化す前、出来立ての頃に1回行ってかなり失望。そして今宵も)、彼のほんとうの「英語」でわたしの「アメリカ語」、かなり理解に時間差がある会話を交わし、赤坂の某有名マンションに住んでいる彼は「僕の家で話そう」とあほなことを抜かし、「猫がいるから帰る」と言い張るわたしに困っていた。 あのう、そうやって女の子口説くの? で、それでみんな付いて行くの? 簡単だなあ。 ああ、これが先生だったら。(いや、そんなこと言われたら多分その時点で冷めるよあんた)と思いつつ、断り、仲間(だけど彼のお客)のおっさんたちがどこに勤めているか探り(大体Heart Landに行く外人は駄目なので、調べると面白い)、すたすた帰って来た。 今日の名刺get枚数、5枚也。 そもそもわたしはV-neckの白いカットソーに黒のパンツ、マノロでノーファンデなのだ。 それでナンパなのかお話しなのか、どうでもいいけどそれらをしようとする奴らの気が知れない。 大体「証券会社とか投資顧問の友達多い」と言うと名刺を出すの躊躇する人はおかしい。 「え、誰知ってるの?」と言われ、友人の名前を出すとびっくりされる。 わたしもびっくり。そんなにみんな偉いとは。 全然帰そうとする気や、離れようとする気がない人からは上手に名刺をもらい、後で友達に聞いて「あーあいつは駄目だよ」という言質を取ると面白い。(性格悪いね) が、最後までシガリロを探してくれたCまで、「今日はずっと一緒にいようよ。僕の家に行こう」と言ったのには驚いた。純真そうなのに…。 勝手に「僕は犬好きで、実家でグレードデンを飼ってるんだ。君の猫は犬ともうまくやっていけるんでしょ? いいね」という奴。おい。先走りすぎだよ。 すっかりくたくた。 実はThe Oak Door Barに行く前に火鉢くんを誘ったのだが、奥様とお食事。ふー。 待ち合わせなどを抜かし、初めて1人で行ったのだが、バーテンダーの保護が甘くなるとすぐ声をかけられる。 その後Heart Landで遭遇した女の子たちはそういうのを厳選していたが、わたしは声をかけられると一応話してから丁重にお断りする。彼女達は徹底無視。うーん。ちょっと失礼な気が。 そこにわたしの問題があるらしいのだが、それはまた今度。 携帯電話を忘れたわたし、みんなに「彼氏はいるのか」「はい一応」「一応? 彼は何をしているのだ」「○○(彼の役職)してるみたいで、今日は大事なbusiness dinnerみたい」「どこで?」「知らないよー!」 しつこひ。 しかもシガリロ盗まれるし。 お。彼帰宅。 Heart Landでその人たちにお尻を2回(!)叩かれたり、卑猥なことを言われたりしたので、かなりむっとしているわたし(ちゃーんとその度言い返してるけど、未だちょっとむっとする)を見、彼は夜中なのにわたしが淹れた日本茶のマグを手に怒り狂っていた。遅いって。 「そういう奴らが金融業界にいるから株が“やくざな仕事”って言われたりするんだ!」と怒髪天状態。ドラミも便乗して暴れ、静かなマンションがうるさくなっていた。 お尻叩いたり卑猥なことを言った奴の名刺をもらっていないわたし(本当になかったらしい。お財布まで見せてくれた、奴)に彼は「全くもう、ぶつぶつ」と英語で文句を言い、後でその会社に厳重に抗議するらしい。 あんたも若い頃そんなことしてたでしょ、と言っても「いや、僕はしていない。女性蔑視なんてしたことはない!」といきりたってしまい。ごめん。いや、そういう意味では…。 今の会社で彼は随分「良い人」になっている。 それは同僚であり、今の会社に入った時の上司が「僕達は普通の人のお金も運用してるでしょ。だから、自分達の親がお金を預けたと思って運用してね。みんなの中にはお金持ちの両親を持った人もいるけど、大体平均的な収入の人が多いでしょ。自分達の親のお金って考えると大事に運用しないとね。そう考えてね」が口癖な人で、また彼も「六本木に飲みに行ってもどこでも、会社の代表だと思って恥ずかしくない行動をするべきだ」と言っている人なので、(若い頃は…。)酔って女の子のお尻叩いたり、自分が席に呼んでおいて女の子(わたし)が「帰る」と言ったら「いいよ。わかったよ。勝手にしろよ」と言ったりする今日の輩の非常識さに腹が立ったらしい。 確かに、スーツで飲むなら会社の代表としてふるまうべき。 それを忘れている人は多い。 自分が妙なことをすれば、会社の名誉が傷つくのだ。 お父さんもそのことをずっと話していたなあ。そしてそういう人が少ないって、銀座の時に思った。変な人は、大体「会社の名誉」なんて考えていない。 でも、自分の地位を使って「その会社はもううちで使わないから」という彼もちょっと子供じみている気がする。 が、最近そういう人が多いので、悪く言えば密告、よく言えば忠告、訓告みたいに「あの人が女の子にこういうことを言ったので、いやだ」とか、「あいつはあそこでこんな差別をしていたから使いたくない」などと言うのはokらしい。そしてその為にその会社を使わなくなり、その担当者の首が飛ぶ、とか外資だと結構ある。 どんな女の子が、どんな人とつながっているかわからない世界。 みんな気をつけてね。 今日は疲れました…。 明日はシバと会います。
by rinkomatsu
| 2005-04-07 03:19
| 日々の生活。
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