心配なこと。

彼は「心配しすぎだよ」というのだが。

彼の友達に、とある国の王族がいる。いつもにこにこ、何故か鼻毛が出ているのでnoseくんとしよう。のんびりした、ほんとうに良いおうち(家柄がいいとか、金持ちとかいう意味ではなくちゃんと愛情を注がれ、それを受けることを知っている人たちからそういう教育をされた、という意味)で育った人である。

わたしは彼が某証券会社で働いていた時、その出張で日本に来た時に会い、わたしたちがNew Yorkに行った時にもよく遊んだ。

彼は今、某証券会社を辞め、第二の母国(彼はアメリカ育ち)である彼の親族が住む国で何かの会社を経営しているらしい。(何か、というのが男同士の友情を感じさせる。大抵知らないのよね、そういうの。)
そしてその国は、スマトラ沖地震で相当な被害にあった国なのだ。

「ねー、noseの国だよ? あなたも寄付しなさいよ」
とその次の日郵便局で早速寄付したわたしは彼に強要。が、親友である彼は
「だいじょぶだよー、noseはちょっとでぶだからおなかの脂肪で海に浮いてるって」
という答え。心配するわたしをよそに、大学時代からの友人でこれまた某証券会社に勤めるSan Francisco在住で去年行った時会ったBに、たまたま遊びに来ていたEという彼の大学時代友人組とnoseくんについて話したところ、みんな
「だっはっは。さすがS。(彼のあだ名)nose、浮いてるよー。凛、心配するなよ。それにしても、浮いてそう。だっはっは」
と大爆笑。noseくんはそういうキャラクターなのだが…。

心配なので、大学に電話して調べて、と言っても彼は「あ、忘れた」と言ってしない。
毎月来る大学のマガジンにはnoseくんのことが載っていないので「大丈夫だよ」と言っているが、心配。
今日も食器洗い機からnoseくんからもらったお箸を出す時間違えて折ってしまい…。(これで2膳目。)Bad Luckだと思うのだけど。

大学時代の友人、誰もnoseくんの母国での連絡先を知らない。男同士の友情って何故そういうことを知らないのだ。
彼はnoseくんの母国へ1人で遊びに行った時、飛行機にボディガードが乗り込んできて彼だけpick upされ、リムジンに乗せられ「イミグレーション通ってないんだけど」という彼にボディガード2人はリムジンの中で彼のパスポートにスタンプを押し
「welcome to ○○」と言ったのだそうだ。
泊まったのも、宮殿。いつでもリムジンにボディガード付き。
「あなた宮殿の住所知らないの?」
「知るかよ! 大丈夫だって」
彼はどこまでも楽天的。
「一応あいつも王族だから、死んでたら(と言ってテーブルをノック。おまじない)ニュースに出るでしょ」
あ、そうか。でも心配だなあ。
ドラミは折れたお箸の先っぽや、noseくんがくれたその国で大切にされている動物の形の植木鉢置きについていた牙(取り外せる)と無邪気に遊んでいる。
無事かな、noseくん。連絡してね。
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by rinkomatsu | 2005-04-19 02:35 | 日々の生活。
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