伊勢丹美容コーナー。→どらいぶ?
今日の本。「青木人志」  “「大岡裁き」の法意識”

電話待ちで暇なので、もういっちょ。


昨日、伊勢丹に行った。
わたしは伊勢丹マニアで、何階に何があるのか把握していた小娘だったのだが、最近表参道で用事を済ますようになり、以前のように「伊勢丹にthree dots入ってるって本当?」
「あー、3階だよ」なんて答えられなくなり。(あ、答えられてる。でも以前より情報力は少ない)

昨日は『SUQQU(スック)』のマッサージを受けに、である。
『SUQQU』の顔筋マッサージ、女性は知っている率高いのだが、最近男性もしているそう(!)。
わたしは1年くらい前から使っていて、でも毎日はしておらず、宿酔いでむくんでいる時とか、くまが気になる時など使っているくらいで、「痩せた?」と聞かれるようになった。
確かに痩せて来ているんだけど、みんなに「すごいすごい!」と言われるのである。
去年の8月は、人生で最もおでぶだったのだが、それでも「すごい!」って、わたしどれくらい広がっていたのだろう、と恐ろしい。

マッサージ、以前一緒に仕事をしていた編集者が担当した記事がとある雑誌に載っていて、
「汚れがびっしり」とか、書いてあり、写真もあり…。
わたしあんなに汚れ出ないぞ。これって方法違うかも、とすぐ予約を入れ、おねえさま方に教えてもらうことにしたのである。


おねえさまにしていただいたマッサージであるが、全然違う。気持ちいい。
自分でしていても気持ちいいのだが、やっぱりプロはすごい。
終わった後、顔が違って驚き。
「し・しろい…」
「血行が良くなって白くなるんですよ」(にっこり)
最後はフルメイクまでしていただき、わたしは『SUQQU』の「顔」になりお店を出た。
普段ファンデーションも塗らず、アイシャドウも塗らないわたし。
カウンターでお化粧するの、とても違和感があるのだ。
メイクさんにされるのは「仕事」だが、プライベートでがしがし化粧されると皮膚呼吸出来ない感じで、息苦しくなってしまう。そして、「自分の生き方」が出た顔ではなくなってしまっているので、とってもいやなのだ。
が、最近「こんな顔にもなるのね」と思えるようになり、皮膚呼吸出来ない感はあっても家につくまで落とすのを我慢出来る。その顔を楽しめる。

のだが、わたしは眉用パウダーが欲しく、黒髪のわたしは眉毛もナチュラルなのでちょっと明るく、と思い『laura mercier(ローラメルシェ)』の「眉は1色では自然に仕上がりません」という意見に賛成し、カウンターを訪れたのだが何故かノーズシャドウまで入れられ、どんどん不思議顔に。
ここまで『SUQQU』の和っぽい化粧+『laura mercier』の眉毛andノーズシャドウ…。
眉毛はわたくしの持っているパウダーでもここのより自然に仕上がるわ、と気がついたので、今度のパーティ用に友人お勧めのアイライナー購入へ『資生堂』へ。
友人お勧めのは『クレ・ド・ポー』のリキッドアイライナー(瓶みたいなのに入ってるやつ)で、おねえさんに伝えると「アーティストがおりますので、お試しになりますか?」
ここまで来たら、やってもらえ、とアイライナーをひいていただき。
が、ここでも「綺麗な二重ですからシャドウが映えますね!」とアイシャドウを入れられ。

いつもどんなお化粧か、など聞かれたのだが、この顔は他のお店でやってもらって、普通は全然しません。と答えると、話の流れで以前の職業を聞いたおねえさんが
「え。でも雑誌の方ってばっちりメイクされてるって感じがしました」
と。うちの会社は全然です。ほとんどすっぴんで、わたしでもしてるほうでした。
某○○ansとか、そういう系の方はやっぱり髪はぐるぐる、ばっちり、とかですけど…。
「そうなんですねー。(こういう答え方する人がカウンターのお姉さんに多いのって何で?)」
だってさ、朝の10時に取材で朝の3時まで編集部とかにいるのに、お化粧してたってしょうがないでしょ。

他の化粧品会社の話しから、わたしの髪の毛がまっすぐで綺麗(らしい)なのでどこでトリートメントしているかまで、他社の話しで盛り上がり、おねえさん方のちょっと本音を聞いた。
美容系の方々も大変なのね、と実感。

ベースは『SUQQU』、部分部分は『laura mercier』、目は『資生堂』という不思議顔で紀伊国屋へ行き、憲法の特集をしている『週刊金曜日』と『論座』を買い、すたすた伊勢丹に向かい歩いていると、無印前の信号でわたしが欲しがっている『ASTON MARTIN(アストンマーティン)』にクラクションを鳴らされた。
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アストンマーティンのオーナーは、大抵優しい人なのだが、何なのよ、信号は、青よ! と見やると銀座時代のお客様。
目が悪いわたしにもわかる、にっこりした良い顔。
普通だったら「お久しぶりです!」なのだろうが、わたしは「ついに買ったんですね…。わたしより先に」(当たり前だ)
とのたまったので、彼はにっこりして「相変わらずだなあ」と言い、「青になっちゃいそうだから、乗りなさい」と車に乗せてくれた。

彼は某外資系のお偉いさんなのだが、わたしに「くだらない週刊誌でもその中にはっとする真実が載ることがある。だから読んでおいたほうがいいよ」とか、銀座の美味しいバーなどを教えてくれた人である。
彼はわたしにやんちゃな口調でいろんなことを諭してくれたのだが、中でも「男の人ってそうなのか」と思ったのが
“デート、または同伴に『日経新聞』『東洋経済』『FT(ファイナンシャルタイムス)』などを持って参上するな”ということである。
「もてないぞ。そんなの持ってて面白がる男は滅多にいない」らしい。
彼は面白がってくれる稀有な人だったが、今日わたしが小脇に抱えていたのはさっき買った『週刊金曜日』『論座』。
週刊金曜日をわたしに教えてくれたのは、彼である。「広告がないからいろんなこと書けるんだよ」と、19歳の頃教えてもらった。
「お前なあ…。もてなくなるって言っただろ。しかも憲法…。大事だけどな。今の彼氏は大丈夫なのか。あの、年収○○野郎」
彼(以下アストン)はわたしの彼を間接的に知っていて、何故か大まかな年収まで知っていて「年収○○野郎」と呼ぶ。
「あの人は大丈夫ですよ。でも、憲法系を熱く語る女の子って、もてないんですか?」
「だって男はあんまり知らないじゃん。知らないこと知ってる女の子って脅威だと思わない? お前」
ううむ。
「それにしても、その化粧どうしたの? 小松は厚化粧じゃない女だったじゃん」
「もてようとして大変なんですよ」
大爆笑するアストン。
「なんだか『クレオパトラ』の時のエリザベス・テーラーみたいだな」と笑い、お茶に誘われたのだが「この後塾なので」と言うと
「お前が法律か! こわいなあ。前から理路整然と説明して、やなお客やっつけてたもんな。」
と、送ってくれることに。

車の中で、お互いの近況報告をし、今度ご飯でも行こうぜ、という話しに。
わたしは来月、香港とSan FranciscoとNew Yorkに行くかもしれないので、San Francisco以外の都市全てに住んでいたアストンからいろいろ聞き、表参道で降ろしてもらった。
「小松、俺とお前は長い付き合いだけど、お前はちゃんといい顔になって来てるよ。その本の企画も、応援するから頑張れ。もう銀座に戻る必要、ないね。つまんないけど」
と温かいエールを頂いた。のだが
「その化粧、似合わないから落として塾に行くんだぞ」
とお父さんみたいなことを言い、ちょっと気障に去って行った。

わたしはいい人たちに囲まれているなあ、るんるん、と家に帰ると白いパンツの彼とドラミがばたばた「おかえり!」と参上。
アストンとお付き合いもしかけたのだが、26になったわたしは白いパンツの男を選んだのか…。こいつ昨日酔っ払いすぎて大変だったよな…。これでいいのかな…。
と心に疑問が生まれた。
「あれ? その顔どうしたの? 目の周りがきらきらしてるよ」
エリザベス・テーラーvsきらきら。
大人って表現も違うわ。
宿酔いで会社を休んだ彼は、いろいろ話していたがわたしには白いパンツしか目に入らなかった。やつはまだまだやんちゃである。
だって、白いパンツだもん。

そういえば。
何故アストンがあんなところに車でいたのか聞き忘れた…。不思議。
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by rinkomatsu | 2005-05-11 14:47 | 日々の生活。
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