六本木ヒルズクラブの、シガーパーティに行った。 ドレスコードは「カジュアルフォーマル」だか「フォーマルカジュアル」。 一体…。 本来、シガーディナーはタキシードにドレスだが、シガーパーティなので一応カジュアルっぽいドレスで参上。 某シガー屋が主催なのだが、葉巻の状態もぼろぼろだし、「?」な葉巻ばかり出す。 葉巻を吸う会で、20時からなのに、小皿にちょこちょこご飯。しかもキッシュとか、お魚のマリネみたいな料理。葉巻に合わない。 やっぱ、毎年行っていた『リッツ・カールトン』のシガーディナーがいいなあ、と思っていたのだが、カジノがメインのこのパーティ。ブラックジャックを楽しみ、みんなでお酒を飲んだ。 やっぱり六本木ヒルズクラブに入らなくて良かった。サーヴする人たちが何も知らないのだ。 「ラフロイグ下さい」 「は? ローリング…?」 一応会員制の「クラブ」なんでしょ、しかも今回のパーティはお酒の銘柄も決まっている。 そういう場所でバイトだか何だか知らないが働くと決めたなら、お酒の銘柄くらい覚えて欲しい。 トイレに立ったら廊下で道をふさぐし。謝りもしないし。 友人は、会社が入会金から年会費まで払っており、以前『東京アメリカンクラブ』に入っていたのだが、こっちの方がイベント楽しそう、と移ったらしい。 「日本だし、こんなもんでしょ」と言ってるが、某嗜好品会社の社長が教えてくれた、東京にもある紳士しか入れないクラブ。(かなり本格的にイギリスの流儀を取り入れている) 入るならあそこがいいと思う。 葉巻を吸うのに「この帽子をかぶるんだ」などと言う妙なおじさん。 あの、それ、Fez(フェズ)って言って、トルコの帽子です。葉巻吸う時かぶるんですか? 誰に教わったんですか? からかわれたんじゃないですか? 葉巻は嗜好品で、結構高い。マナーが必要な、「大人」のためのものだが、みんな 「切り方は」とか「吸い方は」とか、「持ち方は」まで、気にしすぎだと思う。 好きに持って、好きに吸えば良いのだ。 ただ、バーで吸う時は隣の人が食事中だったりしたら遠慮したり、という最低限のマナーは必要だけど。 Fezかぶって葉巻の吸い方を教授する妙なおっさんがいたりするから変なかっこつけアイテムに成り下がってしまうのだ。 パーティを主催している会社の方は「有名な方がいらっしゃってます!」(ドン小西氏。結構好き)とか、「これは高いです!」などと、ほんとに葉巻好きなの? あなたたち、と邪推してしまうような言葉を多用。高けりゃいいってもんじゃないのよ。 本当に葉巻好きだったら、こんなぼろぼろの状態でなんて恥ずかしくて出せないよ。 結局「ファッションアイテム」としてしか葉巻をとらえていないのだ。 しかも、お客様に対し「名前を言ってください」だってさ。お名前を仰っていただけますか? くらい言えないのか。 昔なら、パーティ中むっとしていただろうが、わたしは楽しみ方を覚えたので、にこやかにお酒を飲み、気の合う人たちだけとお話し。 その後、しぶしぶ『MADURO』に行ったのだが満席で、最近出来た『Roppongi Hills Cafe & Bar』でお酒を飲んだ。 いつも『The Oak Door』にいるお兄さん(偉いらしい)がいて、みんなびっくり。 「出来たばかりなので、いろいろ教えに来てます」。だそうな。期間限定。 が、飲み物が出てくるのがひっじょうに遅いのと、お手洗いが2つ。巨大な空間に、2つ。 外人率が非常に高く、『ハートランド』嫌いな人たちが集う場所になっている。 が、外人は何故か女の子スタッフと写真を撮る。 確かにかわいい子もいるのだが、「キューバリブレ下さい」と言っても「は?」。 は? って一体…。「別名キューバリバーとも言うんですが」 「えっと、聞いてみます」 お願いします。 こんなlameなパーティだったが、その後気の合う素敵な人たちとお酒を飲めて、とても楽しかった。3時ごろ帰宅したのだが、彼とカモマイルティーを飲みながら 「やっぱ持つべきものは友だよね」 「類は友を呼ぶよね。素敵な人の友達ってやっぱり素敵」 と大満足。 葉巻は『smoke』か、『シャドネイ』が表参道では良い。 最近『Cigar Club』は保存状態が良くないし、スタッフも妙なのが増えた。前はみんな葉巻大好きで、保存状態もとても良かったのだが。 素敵な人たちと、状態の良い葉巻、お酒(おいしければなお良し)があれば、どこだって楽しめるなあ、としみじみ再確認した夜だった。 おまけ。 Fezだが、トルコの知り合いに「トルコだと煙草とか葉巻とか吸う時にFezかぶるの?」と聞いてみようと思う。あれ、おかしいと思うんだけど…。
by rinkomatsu
| 2005-05-15 02:16
| パーティ。
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