Coldbloodライヴと父。
日曜日に、丸の内『COTTON CLUB(コットンクラブ)』で『Coldblood(コールドブラッド)』を家族で聴いてきました。

コールドブラッドはわたしが愛する『Tower Of Power(タワー・オブ・パワー)』と仲良しなサンフランシスコのベイエリアファンクバンド。
歌うたいのLydia Pense(リディア・ペンス)はものすごく可愛いのにパワフルな声の持ち主で、29年ぶりにニューアルバムを発表したこともあり、「奇跡の初来日」。
姉・父上に連絡を取り、みんなで丸の内まで行ってきたのだ。

ライヴは、「リディアかわいー!」「まだあの当時の声だね」「ホーン上手ー」だったのだが、お店のスタッフが赤ワインを冷やしたり(驚愕)、ライヴ中なのに屈まずサーヴしたりとおばちゃんびっくり。チーズを頼んで「ウォッシュのくさいどろどろの」と言っても「○○○でございますね? あれは季節がありまして」などとのたまったくせに、赤ワイン冷やしてるあなたってすごい。
ウォッシュのどろどろは、いいフレンチに行けば必ず置いてあるもの。
季節のものもあると聞いていますが、どろどろので手に入るの置いとけばいいじゃん(お店のオペレーションの関係とかもあるんだろうけどこの際無視)。
名前なんて忘れちゃったけど、いつも「くさくてどろどろの」というとどこのレストランでも出してくれるのだが、品名を出して薀蓄語られてもさ、よくわかってないのをごまかすようにしか見えなかったしそんな名前じゃなかったし。それに、赤ワイン冷やしちゃったらおしまいよ。
澱まで「澱がありますが注ぎきりますね」とか言って注ぐし。澱は落ち着くまで時間かかるんだってば。はー。

しかし、スタッフにかわいい女の子が1人いて、その子はちゃんと屈んで対応してくれるしお酒がなくなるとすぐに気がついてサーヴしてくれた。やっぱりかわいい子は気がつく。

元プロミュージシャンだった父は「ドラムが8で、ヴォーカルもホーンも16だから合わないんだよ。Tower Of Powerがバックだったらもっと良かったなあ」と。
確かにドラムはファンクには合わないドラムだったとわたしも思う。

彼は帰りしな、リディアを始め、メンバーとおしゃべりして嬉しそうであった。
わたしはキーボードのお兄ちゃんに「君のその爪の色は黒? 紫?」と聞かれ、映画『(パルプフィクション)』でウマ・サーマンが塗ったことから話題となった「『Chanel(シャネル)』のヴァンプだよ」と教えると「あの映画俺駄目なんだよねー。『タイタニック』と同じくらい駄目」と話しが盛り上がるわたし達。父上にも構ってくれ、アメリカでTower Of PowerのライヴをNew Yorkの『B.B. King Blues Club & Grill(B.B. キング ブルースクラブ&グリル)』で観た時みたいだった。
アメリカだと小さいハコでのライヴの後アーティストがお客と話す時間を取るのだ。

その後『The Oak Door(オークドア)』へ誘い、父に葉巻を提供。トルコ人のお友達に挨拶をしお酒を飲んでいたのだが、以前より父がわたしにいろいろ言う。
「さっきのチーズの時もあごを上げて文句を言うんじゃなくて普通に言っていたらよかった」とか、某ミュージシャンのNew Yorkでのライヴに行った時、と同席した人が話した際
「それってどこでやったの?」と聞いたら制止するし。
どこでライヴをやったのか、かなり重要だと思うのですが。

姉に「わたし、チーズそんなに文句言ってた? それにあご、上げてないと思うんだけど」と聞くと「うーん。その後『薀蓄ばっかでわかってない』って言ってたけど、そんなでは…。あごは上げてなかったよ確かに」。
「ただ、悪口とか言うと顔がぶすになるし、周りも楽しくなくなるじゃない? だからじゃないのかなあ」と。
「わたしは今回父上をアテンドしてきてるって考えてるから、あの言い方であの態度はないと思ったの。彼自分だって文句言ってたのに。彼にとっていつまでも『子ども』なのはわかるけど、なんだか最近妙にわたしのことを型にはめて考えてる気がする」
「しょうがないよ、親からすればずっと子どもなんだし。そこで流さないと」
と言う姉。

父は最近おじいちゃんに似てきた。
そういう意味で言ったのではないのに、言葉の手前の意味だけを捉えて自分で作った「その人枠」にあてはめて言葉を返す。その奥にある意味などは考えずに。
そこで苦言を呈すと喧嘩になり、わたしはおじいちゃんと何度も衝突した。
最近ちゃんと話せるようになってきたかも、と思った矢先、おじいちゃんは亡くなった。

父とわたし、おじいちゃんの性格は似ているとよく言われた。
似たもの同士だから文句を言いたくなったり気になる点はあるのだろうけど、もうちょっとちゃんと見てくれれば、考えてくれればいいのに、と思った。

わたしは文句言いだ。
家族だからわかってくれる点への憤りなどは、小松家の飲みで話して来た。
わたしは今でも「なんじゃそりゃあ」と思うと理解してくれると思って家族に話しをする。そのせいもあって父はそういうことを言うのだろうか。

自分の文句言いをわかっているので、個人的なblogなどで発散しているわたくし。
なるべくマイナスな言葉を言わないように心がけているが、そう急には直らないよね。

確かに自分の欠点なのだが、そこばかり言われると落ち込む。
この間も、某社の担当者が自分の仕事をせず他の会社の担当に投げ、「その担当者に聞いて下さい」とものすごく失礼な書き方でメイルをよこしたことなどを話したのだが
「お前はすぐ怒る」と言われ。
あの、あの、むっとはしたけど話しの続きがあってですね、冷静に対応したのですが…。
話しをちゃんと聞けばわかることなのに。


親と子は、わかりあえないものかしら。
親だから、子だからわかりあえると思っているほうが間違いなのかも。
同じ人間ではないし、考え方も似てはいると言っても違う。
ライヴのことが父の一言で吹き飛びました。

何度も父と会っている友人も「お父さんは凛にあたるよね」と。
なんなんだろう。はー。

わたしもなるべく、人を枠にはめて考えないようにしよう、と改めて思った。
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by rinkomatsu | 2007-04-17 21:55 | 日々の生活。
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