表参道自己監禁の午後。
今日の音。「Ella Fitzgerald」 “Oh, Lady, Be Good!”

昨日からPCの前に座っている時間が異様に長い。
レポート提出のためである。
某雑誌社時代を思い出す。テーブルとPCの周りに資料が散らばり、それらはわたししかわからない並べ方で配置してあるため、彼やドラミに触られると、非常に困る。
お風呂にも思い出した時しか入ってないし、銀行に行かなくてはならなかったのに机にまで置かれた資料によって通帳が見つからない! とほほ。
30分探したのだが見つからず、困り果ててしまった。
SUBWAYでご飯を買って、食べながらまたPCに向かう。

「文でお金貰ってたんだから、レポート何て楽勝でしょう」とみんな言うが、そうではない。
HPやblogのように、思ったことをぱらぱら書いていくだけで良いならすぐだ。
「君はモーツアルト派? ベートーベン派?」
いきなり尋ねる彼。「う? どういう意味? わたしは天才肌(自分で言うな)だから、モーツアルトかなあ」
「モーツアルトは確かに天才で、さらさら曲を書いたけど、全然書けない時期もあったんだよ。ひらめきがなくて」
「わたしも今ひらめきがないのよ…」
「ベートーベンの“第九”は人類が作った中で一番素晴らしい曲だと言われているけど、彼は努力の人だから計算して計算して、ああいう曲が出来たんだよ。だから君もとりあえず書いて書いて書きまくればいいんじゃないのかなあ」
よくわからないアドヴァイスだ。わたしは書いて書いて書きまくるタイプではない。
締め切りはもうすぐ。今日は赤坂で吟醸酒の会があるのだが、この分だと行けなさそう。
「今日は無理かもしれません」と彼に言ったら
「それはnice ideaだね。今日は1日家に自分を閉じ込めるんだ!」
と嬉しそうだったが、今日は昔付き合ってた某広告代理店のおじさまに会わないといけないのよ…。

彼と会う時は、大抵雨。
なくなったPaul Stuartの傘でよく出かけた。別れて2年くらい? 覚えていない。
わたしが悩んだ末、彼にあることをお願いし、彼は忙しい中それを受けてくれ、そのことで夜会わないといけないのだ。

なかなか別れられなくて、別れなきゃとわかっていて、ものすごく頑張って別れたおじさま。
すっごくつらくて、でもためになった恋であったが、その頃のことを知っている彼は
「明日会わないといけないの」
と告げるとちくちく嫌味を言っていた。結果的にあの頃、おじさまと別れられず、彼とここに住み始め、二股状態になってしまっていたのだ。
何時間も、Annie Lennoxの「why」を聴きながら、ぼうっとしていたこともあった。
別れたばかりの時は、思い出すだけでもつらかったのだが、今は平気。
別れた人と友達になるなんて珍しいことで、それより滅多にないことは別れた人と友達でもなく恋人でもない状態でもう1度会うことだと思っていた。
別れて友達になった人はいるが、おじさまとはそんなこと、ないと思っていた。
向こうはどう思っているのだろう。
ずっとショートカットだったわたし、「髪伸ばしたら? 見たい」と言われ、ずっと伸ばしてきた。
ショートカットだった時よりも撮影などでアレンジがきき、なんだか男の人が前より優しくなったのでこりゃあ便利だわ、と思い伸ばしっぱなしにしたら、今はもうロングヘア。
おじさまはこれを見て、何を思うのだろうか。もうあなたのために伸ばしているんじゃないけど。
わたしは彼に会って、自分がどれくらい成長したか確かめたい。
彼なしじゃ駄目、と思っていたわたしは、今1人で立っている。
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by rinkomatsu | 2004-10-26 15:51 | 日々の生活。
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