SKULL AND BONES. (スカルアンドボーンズ)

色んなところで話題になっている『スカルアンドボーンズ』。
とある百科辞典では、こう定義されている。
「スカボン」って一体…。言わないってば。

ずっと前『GQ』にも書かれていたり、アメリカではたくさんこの組織についての本が出ている。その理由は、アメリカの一流大学であるYaleの在学生からメンバーが選ばれることと、

・彼らは人脈と豊富な財源から世界征服を狙っている。
・大きな政治的事件の背景にはこの組織が動いている。
・メンバーは組織の内容について口を閉ざしている。

とまことしやかに言われているからである。
実は知り合いが数人いる。
彼らから聞いたことを書いてみよう。

・毎年春に3年生の学生から12人、各寮から1人ずつ選ばれる。(その寮に、ボーンズに適した人がいないと判断された場合は他の寮から選ばれる)
・スカウト→テストを受け、合格したらメンバーになれる。(テストの内容は、真剣に入会したい人にとっては悪い冗談が多い。ナイフを渡され「本当に入りたかったら隣の奴を刺せ」と言われ、本当に隣の人を刺そうとした人がいた。このナイフは刃が引っ込むもの。彼が大学中の嫌われ者となったのは言うまでもない。)
・みんなの前で性体験を話し、自慰をし出来なかったらメンバーになれないというのは嘘。(こればっかりメディアには取り上げられ、妙な噂にもなっている。「性体験を話し、目をつぶって自慰しろ」とメンバーから言われるが本当にやった人は落とされた)
・ある月の、ある日がボーンズメンの日。この日に選ばれた12人が伝統の儀式をしてやっと入会したことになる。この日、新しいメンバーに会いたいボーンズメンもYaleにやって来る。
・93年から女子も入会可になった。(ジョン・ケリーの娘もメンバー)
・人種差別組織と言われないために、ゲイ、アフリカンアメリカンなどもメンバーになっている。
・ある曜日がボーンズメンの集会日。この日に「Tomb」(トゥーム)と呼ばれる建物で集会という名のおしゃべりや飲み会を行い親交を深める。
・父がボーンズメンだと子供も大抵スカウトされ、入会する。
・世界征服は狙っていない。
・人殺しもしない。
・社会的地位が高い人もメンバーにいるので、ボーンズメンが集まると政治的秘密や社会を揺るがすようなスキャンダルも話すことがある。
・売れるからとボーンズについて本を書く人たちのことを馬鹿にしている。ついでにテレビなども。
・フリーメイソンなどを基に作られた。歴史は200年以上。
・秘密の握手、ボーンズメンの日などを織り交ぜ、初対面のボーンズメン同士は相手が本当にメンバーか確かめる。(フリーメイソンと一緒である)

だそうだ。
わたしも聞くまでは「ものすごい組織だ」と思っていたのだが歴史が古い、選ばれた人たちだけの三田会って感じ。
「秘密っていうけど、そんなに秘密秘密でもない。○曜日に寮から出て行けばやっぱりルームメイトにはばれるし」
「みんな考えすぎ」というのが噂に対するメンバーの意見。

今の大統領選はボーンズメン同士の戦いである。
4年前のゴア対ブッシュ、僅差だったのだがやはりブッシュが勝利したのはボーンズメン人脈と彼の豊富な資金のせい、と彼らは言っていた。
やっぱり「俺ボーンズメン」「えっ? じゃあ投票しちゃおっかな」はあるのだろう。
今回はボーンズメン同士の戦い。
年収2000万以上の人はケリーにほとんど票を入れないそうだ。(余計に税金をかけると言っているため)
ボーンズメンはほぼ年収が高いので、「ケリーはちょっと」という人が多い。

今回の選挙はどうなるのだろう。
わたしは戦争中だから大統領替わるのよくないと思うのだけど。

また、ボーンズについての本が出る。(著者はYale卒)が、ボーンズメンに言わせると「嘘ばっかり」だそうだ。わたしを信じるか、本を信じるかはあなた次第である。


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2004年の選挙が終わってから、『YALE ALUMNI MAGAZINE』に掲載された記事。
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John Kerryと同じクラスのBonesメンバーが寄付したトータル金額。

何でわかるかというと、大体みんなメンバーを知っているから。
世の中で言われているように、「秘密のベールで隠されている」のはYale卒以外の人へ。
Yaleの人はほぼどんな組織か知っているし、誰がメンバーか知っている。
Yale Magazineに載るくらい、ちゃんとした組織でまた、資金面で裕福。


おまけでした。
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by rinkomatsu | 2004-11-02 22:57 | 面白いもの。
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