今日の音。「The Band」 “The Weight”
金曜日、父と『ラージマハール渋谷店』(インド人の友達も「一番美味しい」と絶賛)に行き、試写会へ。 以外に若い人が多く、びっくり。 「俺みたいに昔を思い出しながら観る奴って少ないんだろうな」と父。 確かに若者しかいなかった。 スタジアムジャンパーにジーンズの彼は以前とあるバンドをやっており、Jackson 5の前座を務めたり、CHICAGOのプロデューサーから「アメリカに来い」と言われたり、ある「神様」と呼ばれる人のバックバンドを務めたりしたおじさんである。 そんな親であるから、わたしは小さい頃から洋楽のみを聴いて育ち、4歳の頃Stevie Wonderに弟子入りしたいとのたまい手紙を書こうとし、(止められた)保育園での「好きな歌を歌う会」ではA-HAの“take on me”を歌い、みんなをびっくりさせた子供である。 この映画の時代の音楽も大好き。 楽しみにしていた試写会であるが、後ろに座ったイギリス系外人とその彼女らしき女がむちゃくちゃうるさくて、ものすごく腹が立った。 英語と日本語交じりで会話をする女。しかし、ほんっとうに英語が下手。 あまりにうるさいので振り返って2人の目をじいっと見たら、外人は目をそらし女はびっくりしていた。が、また話しだす奴ら。 英語で注意しようと思ったのだが、映画が始まったのでやめた。 60年代の音楽に乗せて、たくさんのバンドを乗せた特別列車が通ったコース、各地で行われたライヴの様子などが収められている。 音が大きいのだが、後ろの会話もうるさい。 わたしはJanis JoplinとThe Bandが動いているのを観れてとても嬉しかった。 やっぱいいなあ、Janis。 父はビールが効いたのか、気持ち良さそうに寝ていた。 帰りに父は「俺達はThe BandのThe Weightを河田町にあったホールでやってデビューしたんだよ。ほっとして寝ちゃった。良かったなあ」としみじみ。 あの年代青春を過ごした人には感慨深い映画である。 実際あの時代を経験していないわたしもわくわくしながら観た。 曲を途切れ途切れでなくちゃんとフルで聴かせてくれるので、今まで聴いたことのないバンドの曲も聴けて嬉しい。 「俺音楽詳しいんだぜー。このアーティスト達も全部知ってるしー」と話していた若者もいたが、本当にあの時代の音楽を愛している人にはとっても嬉しい映画である。 レイトショー公開のみらしいので、お仕事後にでもどうぞ。
by rinkomatsu
| 2005-01-24 19:08
| 日々の生活。
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